仕事でも家庭でも、「相手がすんなり自分の言うことを聞いてくれたら楽なのに・・・」と思うことが多々あります。
- なかなか子供が言うことを聞いてくれない
- 夫に家事をやるよう仕向けたい
- 仕事で自分の働き・貢献をしっかり評価してほしい
文章にして書くと、なかなかあざとい(笑)
そんな時に目に留まったのが本書、『他人を支配する黒すぎる心理術』。
タイトルにあるほど黒くて反則的な手法ではなく、人の心理を利用してよく使われているような内容が多かったように思いますが、だからこそ私のような普通の人でも活用して周囲にプラスの影響を与えられるのかな、なんて思いました。
仕事や家庭で使えそうなワザを、いくつかまとめます。
共通して使えるテクニック
- 男性に対しては能力を、女性に対しては行動を褒める
- おうむ返しだけで、「真剣に聞いています」という印象を抱かせることができる
- 相手に頼み事をすることで相手の満足感や好意を高める
- 相手の名前を呼ぶ回数を増やす
- 相手と目が合っているときに、先に目線を外す
- 最初に無理難題のお願いをして、断られたら本命のそれらしいお願いをすると通りやすい。
仕事で使えるテクニック
- 相手の右側から話しかける
- 部屋の入退室を丁寧に行う
- 謝罪の場面では、グレーの服が効果的
- 会議は、角テーブルより丸テーブルの方が、参加者が自由闊達に意見を出し合う傾向にある
- 上司の行動に同調する(真似る)と、無意識に上司はその部下に好意や信頼感を抱く
- 転職・異動で新しい組織に入った場合、新しいメンバーの良いところを褒めると、チームに馴染みやすくなる。(人は、旧知の仲の人より新しい人に褒められる方が、より嬉しく感じる傾向があるため)
家庭で使えるテクニック
- こちらから(望ましい)条件を提示して、その中から選ばせる
- 好意の返報性を利用するため、まずはこちらから相手に対して何かいいことをする
- 相手(配偶者)を褒めるとき、他人が言うこととが少し違った視点・言い方で褒めると、より一層喜ぶ