表紙をめくり、1ページ目から一気にグサっと刺さった。
あなたの人生をつくり出しているのはあなた自身だ (本書P1)
- 給料が安い。
- 太ってる。
- 友達が少ない。
自分の人生への不満な点について、親や社会や政治を責める気持ちになることもあるけれど、著者の言うとおり、不満や欠点もひっくるめて自分がつくり出した人生で、自分の人生に責任を負うのも自分だけ。
本書『習慣を変えれば人生が変わる』では、より良い人生に変えるために役立つ日々の過ごし方や心構えのヒントが100個詰まっている。
その中でも私が特に印象に残ったのは以下の3つ。
- 傾聴
- 整理整頓
- 運動
いずれも「そんなことが大事だなんてとっくに分かっているよ」と言いたい、超超超基本的なことであり、同時に、私自身の生活ではきちんと実行できていないことである。
本書の中でも明確に述べられているが、本書を読んで知識を得るだけでは不十分で、その内容を最低3週間は実践し、実際に自分自身や生活を変えなければ意味がない。
①相手の話にもっと耳を傾ける
私は、他人と比べても特におしゃべり好きな部類に入るわけはないと自信を持って言えるが、それでも飲み会や会話の場面で、相手の話を遮って自分の話をしてしまう場面が恥ずかしながらいくつか思い浮かぶ。
純粋に「話したい!」という欲求からそうしてしまうこともあるし、「なんとか会話を長引かせよう・・・」と、話を展開できそうな場面についカットインしてしまうこともある。
本書に限らず、これまで信頼関係の強化や好感を得るために必須のスキルとして傾聴スキルが取り上げられており、本書を読んで今一度自分の不十分さや傾聴の重要性を再認識した。
仕事でもプライベートでも、相手が話している最中は、聞き役に徹する。
②整理整頓をする
「あれ、どこにしまったっけ・・・」
家でも仕事(パソコン)でも、いざ使おうとしても、肝心の必要なときに見つからない。
探すだけで10分15分を無駄にする。
しかも、イライラする。
こういうことが月に1度あるだけでも、年に12回、貴重な時間を何時間も浪費することになるのだ。
忙しくて整理整頓する時間がないのではなく、整理整頓を怠っているからバタついてしまうのだ。忙しいからといって、仕事をテキパキとこなしているわけではない。机の上に書類が山積みになっているからといって、一生懸命に働いているわけではない。(P116)
ドキッ・・・
2年半前に戸建てに引っ越し、家のスペースが増えたことで物をこまめに処分しなくても困らなくなってしまっていることに気づいた。だがそれにより、むしろ探す範囲が広がり物が増え、以前よりも探しづらくなっている。
● 新しいものを1つ買ったら、古いものを1つ捨てる。
● 毎週月曜日に、古いもの/使わないものを1つでもいいので捨てる。
③週に最低3回は運動をする
ダイエットのため、そして健康のために「運動をしなければ」と思い立ったものの、子育てと仕事の両立の忙しさを言い訳にして、運動を生活の習慣にすることができないまま何年が経っただろうか・・・
今さら運動の重要性を力説する必要はないだろう。しかし、たとえ運動の重要性を知っていても、それを実行しない人はたくさんいる。もっともよくある言い訳は「時間がない」である。(P171)
まったくもって正論であり、反論できる余地もない。笑
タイミングよく、最近読んだ『スタンフォード式人生を変える運動の科学』で学んだことも参考にしながら今度こそ運動を習慣化したい。
まずは出社日以外(週5日)、1日20分の運動習慣を定着化する。
▼参考|2024年4月に読んだ本7冊▼
creating-yourself.hatenablog.jp